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生命保険の選び方|保険選びで後悔しないための7つのポイント

「自分に合った生命保険を選びたい!でも、生命保険ってよく分からなくて何を選んだらいいか分からない」。また、「生命保険加入時に誤った選択をして後々後悔したくない」と思っている方も多いでしょう。

生命保険は安い買い物ではないので、加入時に選択を誤ると大きな損害を被る可能性があります。

「プロに相談して自分に合った生命保険を選んで欲しいけど、誰に相談するのがいいのかかが分からない」という方に生命保険の選び方のポイントをお伝えします。プロに相談する前やプロに相談する際に確認するべきポイントについて解説します。

また、「生命保険選びは、誰に相談すべきか?」についてもご紹介します。

目次

1.生命保険への加入目的を明確にする

まず、生命保険への加入目的を明確にすることが最も大切です。

生命保険への加入を検討した理由は何でしょうか?子供や配偶者の生活保障でしょうか?それとも働けない場合の生活費保障でしょうか?相続対策でしょうか?

生命保険加入の目的は大きく分けて下記のようになります。
・死亡時の遺族への保障(生活費・住居費など)
・子育て費用・教育費用
・病気・ケガの保障
・介護の保障
・老後資金への備え
・相続対策(相続税対策・分割など)

現在の家庭環境(ライフステージ)と今後のライフプランを確認し、どのような保障が必要なのかをもう一度考えてみてください。

加入目的を明確にすると、これ以降のポイントである「どのような保障が必要か?」、「いくらの保障が必要か?」、「いつまでの保障が必要か?」などが自然と導き出されます。また、その流れで加入すべき商品の選択がスムーズに進みます。

 

 

2.どのような保障が必要か?(保障内容の確認)

生命保険の加入目的から、どのような保障内容が必要かを明確にします。どのような事に不安を感じているかを考えれば答えは出てくるでしょう。

例えば、ご自身に万が一のことがあった場合が心配であれば、死亡保障が必要です。また、がんなどの三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)になった場合の治療費などが心配であれば、三大疾病に対する保障が必要となります。

何に対して不安を感じているかで必要な保障は異なります。

 

 

3.いつまでの保障が必要か?(保障(保険)期間の確認)

いつまで保障が必要かも重要です。

子供が大学を卒業するまでや、配偶者が公的年金を受け取り始めるまでなど、必要となる保障期間を確認します。

また、相続対策であれば、人間はいつ亡くなるか分からないので、一生涯の保障が必要ということになります。

 

 

4.いくらの保障が必要か?(必要保障額の確認)

生命保険の加入目的から何に対しての保障が必要かを確認します。例えば、万が一の際の生活費が必要なのか?子供の教育費が必要なのか?などです。

万が一の際の生活費であれば、1ヶ月に必要な生活費と年数(必要な保障期間)で必要額が算出できます。また、子供の教育費に関しては、1人あたりの教育費と子供の人数で必要額が算出できます。あまり細かく考えると難しくなるので、ざっくりした必要額を確認するといいでしょう。

必要額から公的保障(国民年金や厚生年金等)や貯蓄額を引いた額が生命保険で準備すべき必要保障額となります。

 

 

5.保険種類の選択

どの保険種類で必要な保障を準備するかを決めます。

生命保険には、大きく分けて「終身保険」「定期保険」「養老保険」の3種類があります。それぞれの特徴を確認し、商品を選択します。
参考:定期保険の特徴(メリット・デメリット)
参考:終身保険の特徴(メリット・デメリット)
参考:養老保険の特徴(メリット・デメリット)

これまで確認してきた「どのような保障が必要か?」、「いくらの保障が必要か?」、「いつまでの保障が必要か?」をもとに保険の種類を選択することになります。

例えば、相続対策のために保険に加入するのであれば、「終身保険」、子供が独立するまでの保障をなるべく安く準備したいということであれば、「定期保険」などです。

「掛け捨て型」がいいのか、「貯蓄型」がいいのかなどの要望によって商品選択は変わります。

 

 

6.いくらの保険料をいつまで支払い続ける必要があるのか?

支払う保険料については、いくらの保険料をいつまで支払う必要があるのか確認する必要があります。保険料の支払方法には月払い、半年払い、年払い、前納、一時払いなどの方法があります。どの支払方法を選択するかによって払い込む保険料の総額が異なります。
参考:生命保険の保険料支払い方法|意外と知らない節約方法とは?

また、商品選定の際には、下記のようなポイントについても確認する必要があります。
保険料は一定か?
更新があるのか?
更新がある場合には、保険料はどの程度上がるのか?

更新型の定期保険の場合、契約時の保険料が安くても、更新を重ねるごとに保険料が上がっていきます。最終的に必要な保障期間で保険料を支払い続けることができるのかを確認しておく必要があります。

 

 

7.「掛け捨て型」か「貯蓄型」かなどの要望を明確にする

保険選びをプロに相談するのであれば、ある程度のご自身の要望を明確にしておくことも重要です。例えば、下記のような要望を明確にします。

保険料はとにかく安い方がいい
多少保険料が高くても「掛け捨て」はイヤ
保険料の予算は月●万円に収めたい
貯めるのが苦手だから貯蓄性のある保険にしたい など

要望通りの保険があるかは分かりませんが、何も要望を考えずに相談すると、あとで気に入らない契約に加入させられていたということが起こる可能性があります。希望とかけ離れた提案を受けないためにもある程度の要望を持っていた方がいいでしょう。

 

 

8.生命保険の加入時は、どこに相談すべきか?

どこに相談するべきかも重要です。下記の通り、昔に比べて相談できる場所は増えました。その分、どこで相談するかを選択する必要があります。

生命保険加入時の主な相談先
外交員、保険会社の直販社員
一社専属の代理店
乗合代理店
来店型の乗合代理店

相談する場所を選ぶポイントは、複数の保険会社の中から保険を選ぶことはできるか?アフターケアーはしっかりしてもらえるか?加入後の相談はしやすいか?などです。

特に加入後のアフターケアーは重要です。保険は一度加入して一生安心という商品ではありません。契約後にどれだけ相談しやすいか、きっちりとフォローしくれるのかなどを基準に選んでください。

相談する先の選び方は、見直し時と同じ考え方で問題ありません。下記記事を参考にどこで相談するかを選んで頂ければと思います。
参考:生命保険見直し時の注意点⑥-どこで相談するべきか?

 

 

まとめ

生命保険の加入時には、加入の目的を明確にすることが最も大切です。何に不安を感じているか?保険で何に備えたいかを明確にする必要があります。

生命保険の加入目的さえ明確になれば、「どのような保障が必要か?」、「いつまでの保障が必要か?」、「いくらの保障が必要か?」などについては、自然と答えが導き出されます。

代理店などのプロに相談する方法もありますが、上記のようなことをある程度はご自身で考えた方がいいでしょう。何も考えずに相談してしまうと、希望とは異なる契約をさせられてしまう可能性もありますので、注意が必要です。

・どのような保険を選んだらいいのかわからない
・今、加入している生命保険が、どのような保障内容になっているか確認してもらいたい
・見直し方をアドバイスして欲しいが、誰に相談していいか分からない など
保険の選び方や見直し方で悩まれている方は、保険のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)による無料相談(大阪/兵庫/京都/奈良)をご利用ください。
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